エフエックス(FX)研究室

エフエックスの売買方法

成行注文

「成行注文」は、今表示されている値段で買いたい、売りたいというものです。レートを指定せず、為替動向を見ながらに注文する方法ですから、すぐに注文を出せて、売買も成立しやすいという特徴があります。

実際の取引では、「売り」と「買い」の値段が両方表示されますので、値動きを確認しながら、レートを指定せずにどちらかをクリックすれば注文完了です。

たとえば、1ドル=110円40銭~110円50銭というレートであれば、ドルを「成行で買い」を出せば1ドルを110円50銭で買うことになります。 表示された値段が気に入らない、あるいは瞬時に急激な変動が起こった場合は、値段を再表示させて注文することが可能です。

余談ですが、私も成行をメインに使っています。

成行注文の注意点

相場は常に動き、そして変動しています。「確実に売り買いが成立する」メリットがある反面、幾らで売買されたかは約定されたあとでなければ分からないデメリットもあります。 注文レートと約定レートに差が生じることを、スリッページといい、一般的には1銭~5銭程度の値幅です。また、スリッページが生じた場合、
売り・・・ 指定したレートよりも安く売る
買いでは・・・ 指定したレートよりも高く買う ということになります。

成行注文のまとめ

メリット デメリット
現在の値動きを確認しながら注文を出せて、確実に売買が成立する。為替レートを指定する手間が省ける。 注文した時点での値段は確約された価格ではなくスリッページによって約定価格に大体1銭~5銭程度の値幅が生じる。値段は約定されたあとに初めて分かる。

以上が、成行注文の説明です

注文方法一覧

成行 指値 逆指値
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