RSI(Relativie Strength Index)とは、日本語で「相対力指数」と訳されます。 RSIは世界的に有名なテクニカル・アナリストのW・ワイルダー氏によって開発されたオシレータ分析の一つで、過去一定期間の変動幅における上昇分の割合から、相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを示す分析です。
RSIは分かりやすく言いますと「相対的に今の相場は強弱どちらに傾いているのか?」を表した指標です。
相場が上昇から下降、下降から上昇へと転換するときには「買い」「売り」が一方向に偏りやすく、それを見抜くことで相場の転換を図るという考え方の元に作られています。
売買サインとしてのRSI
上のチャートがRSIで、水色のラインは70と30のラインになります。RSIが70を超えたときに高い確率で値は下降に向かい、30を下回った場合は、高い確率で値が上昇しているのが分かると思います。
つまり、一般的にはという事が言えます。つまりRSIは買われ過ぎ、売られ過ぎを数値で把握し売買のタイミングを計る、オシレーター系のテクニカル分析になります。
トレンド相場には注意
上のチャートでもRSIが頻繁に70%を超えて「売りのサイン」を出しているのが分かると思います。
しかし、ローソク足を見ると値はどんどん上がっていく一方で、RSIのサインはほとんど外れています。
RSIは強いトレンドが発生していると、誤サインを出してしまうのです。
上の図ですと、強い上昇トレンドが発生しているのが分かると思います。こういった状況ではRSIはあまり機能しないので、注意して頂きたいポイントです。
これは、強い下降トレンドが発生しているときにも言えます。
ダイバージェンス(逆行現象)
ちなみに、RSIを始めとしたテクニカルチャートが充実しているFX業者に
FXブロードネットがあります。システム面も使いやすいのでお勧めです。
テクニカル分析一覧
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